オステオパシー誇張法をご存知ですか?

より良い治療法を探し求めているみなさまへ
それはあなたがかつて経験したことも想像したこともない繊細でやわらかな手技により身体のバランスを調え「治る力」を引き出す療法です

オステオパシーとは?

オステオ(骨)+パシー(医学)で、簡単に言うと「骨療法」です。
およそ140年前、アメリカ人医師アンドリュー・テイラー・スティルにより提唱されたアメリカ医学です。
彼は色々な研究の末に、通常人間の体内では病気を治す薬が作られ、血液や体液によって身体の隅々に運ばれていると考えました。
ところが、関節などの構造変位により、血管系・神経系が圧迫され変調をきたし、この治癒力が阻害されて病気を治すことができなくなると考えたのです。
このことから、手技を駆使して構造変位を調整し、身体にバランスの良い動きをつけることで、本来の治癒力を取り戻そうとしたのが、彼のオステオパシーです。

誇張法とは?

福島の齋藤巳乗先生によって考案された、日本のオステオパシーです。
頭蓋オステオパシーというとてもソフトな施術法を、身体全体に使えないか? という発想から、齋藤先生は誇張法を考案されました。齋藤巳乗先生の略歴

誇張法の原理

誇張法は、悪さをしている関節に対し、動きやすい方にほんの少し動かし、時間をおきます。
関節がずれていますと、関節を保護している靭帯が、縮んでいる所と伸びている所が出てきます。
靭帯というのは、縮んでいるモノをより縮ませ、伸びているモノをより伸ばして時間をおくことで、正常に戻ろうとするのです。
誇張法は、この原理を利用しています。

誇張法の大きな特長

  1. 単に腰や肩など関節に関わる症状を改善するにとどまりません。身体各部のとどこおりを取り除き、血液、リンパ、神経などの流れを改善し、全体のバランスを調整することで、生命活動の根幹である自然治癒力を高め、身体をより健康な状態へと導きます。
  2. かつ齋藤先生の誇張法は、メインの間接法的なアプローチのほかに、直説法、解放、非生理的動き、形成といったアプローチをも含むため、症状に対する適用範囲は非常に広いのです。
  3. きわめてソフトな手技なので、痛みもなく安全です。
    誇張法は、骨格のズレなどを5グラム(100 円玉1 個分)以下の圧で、髪の毛1本分動かすような施術で行います。
    妊娠中の女性の方や、骨粗鬆症が心配な高齢者、成長期のお子さんなども、安心して施術を受けられます。
  4. 身体だけでなく、ストレスなどの精神面にも良い影響が出ます。
  5. 健康の他に、多くの人に関心が高い美容やダイエットにも効果が期待できます。

    誇張法が受けられる施術院をご紹介致します

よくある質問

施術は、痛くないですか?
誇張法というとてもソフトな施術ですので、痛みはほとんどありません。
ボキボキしますか?
誇張法というとても優しい施術ですので、ボキボキはしません。もちろん、指圧やマッサージのように圧したり揉んだりもしません。
これは気功とは違いますか。
あまりにデリケートでソフトな施術のため、施術を受けた方からこういった質問をよく受けます。
気功あるいは手当て療法とは似て非なるで、原理もやり方もまったく異なります。 誇張法は、解剖学等に裏付けされ、感覚とスキルに支えられた療法です。 施術中は何をされているか、おわかりにならないかと思いますが、施術の結果にはきっとご満足いただけると確信しております。挾間先生へのインタビュー
どうやって診断・検査を行うのですか。
主に触診で行います。
触診は、誇張法においてもっとも大切な検査方法です。
齋藤先生は、「人間の手指の感覚は、最高の正確さで診断の出来る最良で最大の器具なのです」と述べておられます。
そのためには極力弱い力を使ってソフトなタッチで感じ取るようにします。 しかし、触診で「感じて知る」ようになるためには、何年も掛けて、手と手の指の訓練が要求されます、とも述べておられます。
施術中に体が温かくなってきたり、ピリピリ感じることがあるのですが?
血液の流れが良くなってきていることと、神経系統が回復して来ているためにその様な現象が起きることがあります。時には、少し痛みを感じることがあるかと思いますが、心配いりません。 回復の兆しですので、ご安心ください。少しの痛みやピリピリ感は、直ぐに治まります。
施術時間はどのくらい掛かりますか? また、足首だけやっていただくことはできますか。
症状により違いますが、50分〜90分位です。
誇張法では、身体全体を診ながら、悪さをしている所を見つけ出し、施術をして行きます。ですから、メニューというものはありません。
足首の捻挫等でも、身体全体を施術いたします。
施術というのは、身体がその時必要としている箇所をしっかり調整しなければならないのです。
時間や、部位で区切れるものではないのです。
同じ方でも、その時の身体の状況によって、かかる時間が違ってきます。